natmeの英語ブログ

英語で気になったことを掘り下げています

howとwhatをどうわけるか

 

 

 

今回は、「Vision Quest New English Grammar 47」(高校英語研究会・啓林館編集部、新興出版社啓林館、2022年)というものがあるのですが、その中から気になったものを書き出してみようと思います。

 

著作権のことなども考えて、基本的には何かの教材の本文そのままは掲載しません。(ただし、誰でも作れる文章など、著作権にかかわらない範囲で作文することはあります。)また、ウィズダム英和辞典 第3版を主に参考にしていますが、個人的な見解を含む場合があります。ご承知おきください。

 

よく使う用語

・節---主語+動詞の組み合わせを含むまとまり

・句---複数の語で作るまとまりで、主に一つの品詞のように扱うパターンに用います

・非文(" * "で示します)---文法や語用論などからみて誤りと判断される未完成な表現

不定詞---動詞の原形

 

また、これまでの記事にもあれこれと書いています。気になる方いらっしゃれば以前の記事をご参考にしてみてもらえると色んな記事を読めるかなと思います。

(読むか読まないかはお任せします。ご自身の都合や調子などを優先してくださいね。)

 

では問題を見ていきましょう。最初に解くために必要な内容を簡単にまとめてみます。

 

いずれも、扱っている文法の箇所だけでなく英文全体で意味や状況を捉えて、一番自然な表現を考える前提です。

 

 

p.37  1-(1)

・各表現の基本的な意味や使い方それぞれが正確に把握できていれば、解答できるのかなと思います。

・基本的には知識問題なので、すぐピンと来るかどうかで判断して良いかと思います。

 

では掘り下げてみましょう。

 

 

 

1.知識面:単語など

>>know, use, this, washing machine,

発音、綴り、意味を把握できているか、改めて確認しておくと良いかもしれません。読み方は確認しておけると、意味を押さえる際にも役に立つのではないかなと思います。今回の問題も、日英作文で書き出せるか、日本語と比べながら練習しておけると良いかもしれません。また、今回の中でも主な文法事項を含む内容はこのあと別に項目を作ります。

※なお、念のため記載しますが、学習レベルを問わず質問のよくあがる語は全てあげるようにしています。発音含めて、誤解して覚えてしまっている表現が無いかは何度でも確認する機会はあって良いと思いますので、載せておきます。

 

まとめに各表現の、今回の問題における意味の一例をあげてみますね。

 


まとめ1

・know「知っている、わかる」, use「使う」, this「この」, washing machine「洗濯機」,といった意味で覚えられると作文や読解でスムーズに取り組めるかもしれません。

 

 

2.答えの考え方

今回は不定詞表現を含む英文を完成させるように適切な選択肢を選び英文を完成させる問題です。レッスンで扱っている文法事項を確認し、基本的には、一番自然なものは何かを考えて回答する問題と考えます。

 

また、試験対策として考える際には、日本語訳のみで英文になおせるかどうか、という観点で確認しておくとより良いかと推測しております。

 

 

 

p.37  1-(1)

不定詞とは動詞の原形のことです。

不定詞の概要についてまとめた記事(「不定詞について その1 」)がありますので、そもそも不定詞って何?と思った方は一度ご覧いただけると、より分かりやすいかもしれません。他にもp.33  1-(1)の記事(「no one to+不定詞、言い換えると? 」)などで少し補足していますので、ご興味ある方はご覧いただけるとより良いかもしれません。

 

 

1-(1)~1-(5)については模範解答の日本語と英文の表現を比べながら、正答については模範解答を確認してもらいつつ、なぜその答えか、加えて、なぜその表現を用いるかを考えても良いかと思っています。

 

・疑問詞と疑問詞をどうくらべるか

今回は"how to"と"what to"のどちらを入れるべきかを考える問題です。もちろん、意味が通るように考えればよいのですが、そもそも入れることができるのか、というところから実は考えることが必要です。理由は、疑問詞にも品詞上の区別が存在するからです。

howは副詞、whatは名詞(後ろに名刺を続ける際には形容詞)、であることは皆様ご存じでしょうか。

How cold it is today!であれば、元の英文は"It is very cold today."のveryがhowに置き換えられています。他にもいろいろな可能性がありますが、形容詞coldを修飾するveryは副詞です。副詞を疑問詞で言い換える際に「どのくらい」「どんな」とする場合はhowを用いることが可能です。感嘆文を例にとりましたが、"How cold is it today?"という疑問文でも考え方は同様です。

What do you use?であれば、例えば、"I use this washing machine."のthis washing machineがwhatに置き換えられています。この場合、whatは後ろの表現の中のどこかかけている部分を表すことになります。"I use."という英文は、省略表現でなければ用いません、つまり、意図的なものでなければ未完成の英文です。(省略表現として用いることはあるので非文とはしていません。)なので、*What do you use this washing machine?という言い回しは「どういうこと?」と突っ込まれてしまうのです。この場合、whatが後ろの"do you use this washing machine"という完成している表現の中に入り込む余地がありません。

これと同じことが、how to, what to, にも起こります。主語が定まっていないからこそ「不定詞」ですので、明示しない限り動作主は分からないものですが、仮に"we"を主語として、不定詞の動詞と組み合わせて活用させた疑問文を、to+不定詞以降の表現のみで作ってみます。

How do we use this washing machine?

*What do we use this washing machine?

ちなみに、もちろん、間接疑問文として書き換えるのであれば、倒置させませんので、

... how we use this washing machine.

... *what we use this washing machine.

非文のマークを付けましたのでもうわかったかと思いますが、じつは、whatですと、後ろの表現の中に入れることができないんですね。

ちなみに、このような場合のhowは「どのように~する」という意味合いの表現で、「~する方法、やり方」という訳され方もします。

ですので、今回はwhat toが使うことができない、というのが正式な回答です。

もしwhatを無理にでも入れる場合、表現を書き換えます。

例えば、(自然な言い回しかはさておき)

what to use for washing clothes「衣服を洗うために使うべきもの」※useの後ろに来るのがwhat

what to use this washing machine for「この洗濯機を使うもの(何のためにこの洗濯機を使うか)」※forの後ろに来るのがwhat

のような表現であるかなと思います。

・日英作文対策として、theかaか、もしくは無冠詞か、などは気になる所です。

今回のwashing machineは可算名詞です。単数の場合はaかtheを基本的に付けます。複数の場合は複数形の語尾-sを付けます。

 

 

 

 

今回はこの辺で。いかがでしたか。

 

 

 

分かりづらいところもあるかもしれません。何か不明点などあればコメントいただけると嬉しいです。

 

 

 

 

 

ではまた(=゚ω゚)ノ

 

 

 

 

 

※this time I talked about: Vision Quest New English Grammar 47 by Koko-eigo-kennkyuukai and Shinko-shuppansha, KEIRINKAN, 2022.

 

 

 

 

お知らせ 2024年4月9日 

 

 

タイトルで推測いただいた方もいらっしゃるかとは思いますが、

本日の更新はお休みを致します。

以前と同様の理由ではありますが、ここのところの各所の仕事と、別件の用事、それぞれがタイミング的にあれこれと重なったため、本日も、いろいろと整える日にさせていただきたいと思います。

、、、まだ体調を崩してる+ちょっと立て込んでおりまして、

 

これまで色々な角度で書ける範囲を書いてはみたのですが、改めて、文型って難しい概念ですよね。

この点を詳しく書こうとするとかなり長くなってしまうのでちょっとだけ書いてみようと思うのですが、

やはり、注目したいのは「補語」でしょうか。

He is a student. 「彼は学生です。」というような、繋辞(つなぎ言葉、英語で言うところの「=」の役割を果たすbe動詞)を用いる場合は、「左=右」を示していて、a studentはheの説明を果たす補語です。

中身を言い換える、あるいは、見方を変える、という考え方もできるかもしれませんが、そういった説明を行う役割も担えるのが補語です。

変換したものが補語、という考え方をもし持てるようであれば、次のようなものも把握しやすいのではないでしょうか。

It got dark. 「暗くなった。」

天気や天候などを示すitがdarkに変わる、変化することを補語で示しています。

どうやら、この変化を示すのも補語として考えることが可能なようです。

参考書などを観ていても、補語の役割に「変化」を記載しているものを今のところ見かけていないのですが、僕から見ると、「変化」を示す補語は少なくない程度にはあると思われます。

なので、こういった観点についてはまたどこかで確認出来たらなと思っています。

 

 

個人的な感覚で書いてしまっているところもありますので、ご承知おきください。

 

改めて次回は、、、今度こそは、、、p.37  1-(1)より続きを書こうと考えています。まずは1問取り組むかもう少し増やすか、、、、問題数はまだ検討中です(笑)

 

明日は基本的に更新できるようにしたいと思います。スケジュール的には、、、まだ微妙なんですが、、、出来る限り更新できればと思います(笑)。

 

 

次回も、ご興味ある方はご一読いただけますと幸いです。英語に関する質問も随時募集してますので、もしあれば、コメントにいただけますと幸いです。

 

また明日以降、可能な限り更新していければと思います。

 

引き続き、細かい内容がありそうですので、更新が飛び飛びになるかもしれませんが、出来る限りかいてみようと思います。

 

 

 

今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

-----

よく使う用語

・節---主語+動詞の組み合わせを含むまとまり

・句---複数の語で作るまとまりで、主に一つの品詞のように扱うパターンに用います

・非文(" * "で示します)---文法や語用論などからみて誤りと判断される未完成な表現

不定詞---動詞の原形

 

 

お知らせ 2024年4月8日 

 

 

タイトルで推測いただいた方もいらっしゃるかとは思いますが、

本日の更新はお休みを致します。

以前と同様の理由ではありますが、ここのところの各所の仕事と、別件の用事、それぞれがタイミング的にあれこれと重なったため、本日も、いろいろと整える日にさせていただきたいと思います。

、、、まだ体調を崩してる+ちょっと立て込んでおりまして、

 

前回の記事、いかがでしたか。

実のところ、getがかなり幅の広い使い方ができる単語でして、一方で、固い表現をしたい時にはgetが好まれないということもあるそうで、

使い方について確認しておいて損はないのかなという気がしています。

He got to the station.

It got dark.

He got the bag.

She often gets him some pieces of information.

They got the kids ready for school.

それぞれ、文型が違うんですよね。get A to+不定詞も変化を示すので第5文型と捉えることがかのうですが、あまり文型にとらわれなくても良いかもしれません。

いずれにしても、使い方を一つ一つ見ていけるとよりよいかもしれません。

 

 

個人的な感覚で書いてしまっているところもありますので、ご承知おきください。

 

改めて次回は、、、p.37  1-(1)より続きを書こうと考えています。まずは1問取り組むかもう少し増やすか、、、、問題数はまだ検討中です(笑)

 

明日は基本的に更新できるようにしたいと思います。スケジュール的には、、、まだ微妙なんですが、、、出来る限り更新できればと思います(笑)。

 

 

次回も、ご興味ある方はご一読いただけますと幸いです。英語に関する質問も随時募集してますので、もしあれば、コメントにいただけますと幸いです。

 

また明日以降、可能な限り更新していければと思います。

 

引き続き、細かい内容がありそうですので、更新が飛び飛びになるかもしれませんが、出来る限りかいてみようと思います。

 

 

 

今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

-----

よく使う用語

・節---主語+動詞の組み合わせを含むまとまり

・句---複数の語で作るまとまりで、主に一つの品詞のように扱うパターンに用います

・非文(" * "で示します)---文法や語用論などからみて誤りと判断される未完成な表現

不定詞---動詞の原形

 

 

getの使い方あれこれ。

 

 

 

今回は、「Vision Quest New English Grammar 47」(高校英語研究会・啓林館編集部、新興出版社啓林館、2022年)というものがあるのですが、その中から気になったものを書き出してみようと思います。

 

著作権のことなども考えて、基本的には何かの教材の本文そのままは掲載しません。(ただし、誰でも作れる文章など、著作権にかかわらない範囲で作文することはあります。)また、ウィズダム英和辞典 第3版を主に参考にしていますが、個人的な見解を含む場合があります。ご承知おきください。

 

よく使う用語

・節---主語+動詞の組み合わせを含むまとまり

・句---複数の語で作るまとまりで、主に一つの品詞のように扱うパターンに用います

・非文(" * "で示します)---文法や語用論などからみて誤りと判断される未完成な表現

不定詞---動詞の原形

 

また、これまでの記事にもあれこれと書いています。気になる方いらっしゃれば以前の記事をご参考にしてみてもらえると色んな記事を読めるかなと思います。

(読むか読まないかはお任せします。ご自身の都合や調子などを優先してくださいね。)

 

では問題を見ていきましょう。最初に解くために必要な内容を簡単にまとめてみます。

 

いずれも、扱っている文法の箇所だけでなく英文全体で意味や状況を捉えて、一番自然な表現を考える前提です。

 

 

p.35  4-(5)

・各表現の基本的な意味や使い方それぞれが正確に把握できていれば、解答できるのかなと思います。

・基本的には知識問題なので、すぐピンと来るかどうかで判断して良いかと思います。

 

では掘り下げてみましょう。

 

 

 

1.知識面:単語など

>>got, boss, check, document, twice,

発音、綴り、意味を把握できているか、改めて確認しておくと良いかもしれません。読み方は確認しておけると、意味を押さえる際にも役に立つのではないかなと思います。今回の問題も、日英作文で書き出せるか、日本語と比べながら練習しておけると良いかもしれません。また、今回の中でも主な文法事項を含む内容はこのあと別に項目を作ります。

※なお、念のため記載しますが、学習レベルを問わず質問のよくあがる語は全てあげるようにしています。発音含めて、誤解して覚えてしまっている表現が無いかは何度でも確認する機会はあって良いと思いますので、載せておきます。

 

まとめに各表現の、今回の問題における意味の一例をあげてみますね。

 


まとめ1

・gotはget「~してもらう」の過去形, boss「上司」, check「チェックする」, document「文書」, twice「2回、2度」,といった意味で覚えられると作文や読解でスムーズに取り組めるかもしれません。

 

 

2.答えの考え方

今回は不定詞表現を含む英文を完成させるように日本語を参考にしながら選択肢を並び替えて英文を完成させる問題です。レッスンで扱っている文法事項を確認し、基本的には、一番自然なものは何かを考えて回答する問題と考えます。

 

また、試験対策として考える際には、日本語訳のみで英文になおせるかどうか、という観点で確認しておくとより良いかと推測しております。

 

 

 

p.35  4-(5)

不定詞とは動詞の原形のことです。

不定詞の概要についてまとめた記事(「不定詞について その1 」)がありますので、そもそも不定詞って何?と思った方は一度ご覧いただけると、より分かりやすいかもしれません。他にもp.33  1-(1)の記事(「no one to+不定詞、言い換えると? 」)などで少し補足していますので、ご興味ある方はご覧いただけるとより良いかもしれません。

 

 

4-(1)~4-(5)については模範解答の日本語と英文の表現を比べながら、正答については模範解答を確認してもらいつつ、なぜその答えか、加えて、なぜその表現を用いるかを考えても良いかと思っています。

 

・主語は何かを考えてみます

文の主語と動詞の組み合わせが何かを考えてみます。すると、主語になれるのは名詞ですので"my boss"や"check"もしくは"me"となりそうですが、

"me"は目的格で主語を表す主格ではありません。"check"を無冠詞で用いるとすると「チェック模様」や「(チェス用語の)王手」ですがgotから後ろのつながりで自然なものが見つかりません。よって、"my boss"が主語であることが推測されます。

※to checkから始める不定詞の名詞用法も考えられますが、こちらも後ろに続く表現が自然につなげられるものが見受けられないことから、主語とは判断しづらいところがあります。

gotは過去形か過去分詞の可能性もあります。checkは名詞と動詞の可能性がありますが、動詞の現在形の場合、my bossと組み合わせるのであれば"my boss checks"というように三人称単数現在形である-sを付けるはずですので、gotが組み合わされると推測されます。

・get+人+to+不定

gotの後ろに何が続くかを考えていきます。getは文型としては5文型のいずれも取ることができる動詞のため選択肢が多くなりそうではあるのですが、

残る選択肢からは"get me..." "get check..." "get to..." のいずれかの表現を作ることが考えられます。

第1文型で用いる"get to"は「<場所>に着く」ことを示しますので、今回だと"got to me"と続けられるかとなるのですが、場所ではないので該当しない、かつ、「<人>を(精神的に)参らせる」のような別の熟語表現であり、また、後ろに来ることになる"check"がうまくつながりませんので、toではないと推測されます。

第3文型で"get check"とする場合、後ろに"to me"と続くと考えられますが、上記の通り無冠詞の場合「チェック模様」や「(チェス用語の)王手」の意味であることからうまくつながらないのに加え、「<人>に~を得てくる」という意味合いであれば"to me"ではなく"for me"としますので、この点でも異なるのではないかと推測されます。

とすると"get me"というつながりで考えていくことができそうです。

文末は"the document…"と続くことを考えますと、直前には前置詞もしくは動詞やその変化形が来るのではないかと推測されます。

"get me check to"とした場合、上司が「チェック模様」や「(チェス用語の)王手」を私に得てくる、という表現ですが、実は、toからthe documentにつなぐと良くわからない表現になってしまいます。

ここで使役動詞のgetの使い方で「get 人 to 不定詞」で用いてみると「<人>に~するようにさせる」という表現を用いると考えていくと、、、実は自然な表現であるようですね。

・日英作文対策として、theかaか、もしくは無冠詞か、などは気になる所です。

今回のboss, documentは可算名詞です。単数の場合はaかtheを基本的に付けます。複数の場合は複数形の語尾-sを付けます。対して、テレビの映像を指す際のTVは不可算名詞ですので、a(n)や複数形の-sは付けませんので、この点も注意しておけるとよりよいかもしれません。

 

 

 

 

今回はこの辺で。いかがでしたか。

 

 

 

分かりづらいところもあるかもしれません。何か不明点などあればコメントいただけると嬉しいです。

 

 

 

 

 

ではまた(=゚ω゚)ノ

 

 

 

 

 

※this time I talked about: Vision Quest New English Grammar 47 by Koko-eigo-kennkyuukai and Shinko-shuppansha, KEIRINKAN, 2022.

 

 

 

 

お知らせ 2024年4月6日 

 

 

タイトルで推測いただいた方もいらっしゃるかとは思いますが、

本日の更新はお休みを致します。

以前と同様の理由ではありますが、ここのところの各所の仕事と、別件の用事、それぞれがタイミング的にあれこれと重なったため、本日も、いろいろと整える日にさせていただきたいと思います。

、、、まだ体調を崩してる+ちょっと立て込んでおりまして、

 

講師業をしている時だけでなく、自分で問題を解いていても、たまに「?」となることが、「以上」「以下」に該当する表現です。

日本人が英語を学んでいく中で、「5以上」なら"more than five"とする方が少なくないのではないでしょうか。

これについては、日本語の「以上」の定義が実はあいまいなところがあるようでして、

正確に言うような場合において、「5以上」といった場合「5も含める」表現です。

 

例えば、「5個以上のグラス」なら、「5~10個くらい」をイメージする場合が多いのではないでしょうか。

定義上は、5個でも良いですし、100個やそれ以上多くても良い、という表現です。

 

対して、more than fiveは「6以上」を表します。

※整数で言えば「6以上」ですが、小数点未満を含めるのであれば、「5.1」でもmore than fiveです。

"more than"は「~より多い」という表現です。そのため、"more than five"で「5」を言うことができません。

「5以上」を表現したい場合、"five or more"という言い回しを用いることが可能です。

I would like more than five glasses. 「私は6個以上のグラスが欲しいのですが。」

I would like five or more glasses. 「私は5個以上のグラスが欲しいのですが。」

という区別がされるようです。

ただ、100を超えるような大きい数についてはmore thanでも「~以上」と同じ意味合いで用いることも可能なようです。

 

 

個人的な感覚で書いてしまっているところもありますので、ご承知おきください。

 

改めて次回は、、、p.34  4-(5)より続きを書こうと考えています。まずは1問取り組むかもう少し増やすか、、、、問題数はまだ検討中です(笑)

 

明日は基本的に更新できるようにしたいと思います。スケジュール的には、、、まだ微妙なんですが、、、出来る限り更新できればと思います(笑)。

 

 

次回も、ご興味ある方はご一読いただけますと幸いです。英語に関する質問も随時募集してますので、もしあれば、コメントにいただけますと幸いです。

 

また明日以降、可能な限り更新していければと思います。

 

引き続き、細かい内容がありそうですので、更新が飛び飛びになるかもしれませんが、出来る限りかいてみようと思います。

 

 

 

今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

-----

よく使う用語

・節---主語+動詞の組み合わせを含むまとまり

・句---複数の語で作るまとまりで、主に一つの品詞のように扱うパターンに用います

・非文(" * "で示します)---文法や語用論などからみて誤りと判断される未完成な表現

不定詞---動詞の原形

 

 

お知らせ 2024年4月5日 

 

 

タイトルで推測いただいた方もいらっしゃるかとは思いますが、

本日の更新はお休みを致します。

以前と同様の理由ではありますが、ここのところの各所の仕事と、別件の用事、それぞれがタイミング的にあれこれと重なったため、本日も、いろいろと整える日にさせていただきたいと思います。

、、、まだ体調を崩してる+ちょっと立て込んでおりまして、

 

前回の記事、いかがでしたか。

notをどう使うか、というのが、意外と把握しづらいものだったりするんですよね。

今回のto+不定詞に直接つける場合は「~しないこと」などのように使えたるのですが、

普段の文否定でも、一般動詞の場合はdo+not、一般動詞以外の場合は直接動詞にnotを付ける、のような違いは基本でありつつも、わかりづらいところはやはりあるのかなと思います。

命令文であれば、do+not+不定詞、の順番で作ることもわかりづらいところではないかなと思います。

こんなふうに、notの入れ方だけでも、確認したくなるところは少なくないのではないかなと推測されるところです。

ここは今後も機会を見て調べてみたいなと思っています。

 

個人的な感覚で書いてしまっているところもありますので、ご承知おきください。

 

改めて次回は、、、p.34  4-(5)より続きを書こうと考えています。まずは1問取り組むかもう少し増やすか、、、、問題数はまだ検討中です(笑)

 

明日は基本的に更新できるようにしたいと思います。スケジュール的には、、、まだ微妙なんですが、、、出来る限り更新できればと思います(笑)。

 

 

次回も、ご興味ある方はご一読いただけますと幸いです。英語に関する質問も随時募集してますので、もしあれば、コメントにいただけますと幸いです。

 

また明日以降、可能な限り更新していければと思います。

 

引き続き、細かい内容がありそうですので、更新が飛び飛びになるかもしれませんが、出来る限りかいてみようと思います。

 

 

 

今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

-----

よく使う用語

・節---主語+動詞の組み合わせを含むまとまり

・句---複数の語で作るまとまりで、主に一つの品詞のように扱うパターンに用います

・非文(" * "で示します)---文法や語用論などからみて誤りと判断される未完成な表現

不定詞---動詞の原形

 

 

notと不定詞を改めて

 

 

 

今回は、「Vision Quest New English Grammar 47」(高校英語研究会・啓林館編集部、新興出版社啓林館、2022年)というものがあるのですが、その中から気になったものを書き出してみようと思います。

 

著作権のことなども考えて、基本的には何かの教材の本文そのままは掲載しません。(ただし、誰でも作れる文章など、著作権にかかわらない範囲で作文することはあります。)また、ウィズダム英和辞典 第3版を主に参考にしていますが、個人的な見解を含む場合があります。ご承知おきください。

 

よく使う用語

・節---主語+動詞の組み合わせを含むまとまり

・句---複数の語で作るまとまりで、主に一つの品詞のように扱うパターンに用います

・非文(" * "で示します)---文法や語用論などからみて誤りと判断される未完成な表現

不定詞---動詞の原形

 

また、これまでの記事にもあれこれと書いています。気になる方いらっしゃれば以前の記事をご参考にしてみてもらえると色んな記事を読めるかなと思います。

(読むか読まないかはお任せします。ご自身の都合や調子などを優先してくださいね。)

 

では問題を見ていきましょう。最初に解くために必要な内容を簡単にまとめてみます。

 

いずれも、扱っている文法の箇所だけでなく英文全体で意味や状況を捉えて、一番自然な表現を考える前提です。

 

 

p.35  4-(4)

・各表現の基本的な意味や使い方それぞれが正確に把握できていれば、解答できるのかなと思います。

・基本的には知識問題なので、すぐピンと来るかどうかで判断して良いかと思います。

 

では掘り下げてみましょう。

 

 

 

1.知識面:単語など

>>Sarah, out, daughter, told, go, after dark,

発音、綴り、意味を把握できているか、改めて確認しておくと良いかもしれません。読み方は確認しておけると、意味を押さえる際にも役に立つのではないかなと思います。今回の問題も、日英作文で書き出せるか、日本語と比べながら練習しておけると良いかもしれません。また、今回の中でも主な文法事項を含む内容はこのあと別に項目を作ります。

※なお、念のため記載しますが、学習レベルを問わず質問のよくあがる語は全てあげるようにしています。発音含めて、誤解して覚えてしまっている表現が無いかは何度でも確認する機会はあって良いと思いますので、載せておきます。

 

まとめに各表現の、今回の問題における意味の一例をあげてみますね。

 


まとめ1

・Sarah「(女性の人名)サラ、セラ」, out「外に」, daughter「娘」, toldはtell「言う、命令する」, go「行く」, after dark「暗くなってから」,といった意味で覚えられると作文や読解でスムーズに取り組めるかもしれません。

 

 

2.答えの考え方

今回は不定詞表現を含む英文を完成させるように日本語を参考にしながら選択肢を並び替えて英文を完成させる問題です。レッスンで扱っている文法事項を確認し、基本的には、一番自然なものは何かを考えて回答する問題と考えます。

 

また、試験対策として考える際には、日本語訳のみで英文になおせるかどうか、という観点で確認しておくとより良いかと推測しております。

 

 

 

p.35  4-(4)

不定詞とは動詞の原形のことです。

不定詞の概要についてまとめた記事(「不定詞について その1 」)がありますので、そもそも不定詞って何?と思った方は一度ご覧いただけると、より分かりやすいかもしれません。他にもp.33  1-(1)の記事(「no one to+不定詞、言い換えると? 」)などで少し補足していますので、ご興味ある方はご覧いただけるとより良いかもしれません。

 

 

4-(1)~4-(5)については模範解答の日本語と英文の表現を比べながら、正答については模範解答を確認してもらいつつ、なぜその答えか、加えて、なぜその表現を用いるかを考えても良いかと思っています。

 

・notをどう使うか、、、

toldに対してnotを付ける場合、"did not tell"とします。今回の選択肢の中ですとこの組み合わせは作れません。

今回できそうなものとしては、to+不定詞にnotを付けて、「not+to+不定詞」とすると考えられます。

そこから考えていくと、"not to go"は組み合わせにできそうです。

・文全体の主語と動詞はなにか

Sarahが主語ではありそうです。そして、残る動詞は、toldです。すると「tell+人+not+to+不定詞」の組み合わせで「<人>に~しないように命令する」という表現が作れそうです。

・outの使い方がどうなりそうか、、、

ここまでが固まると、out単体が残りますが、普段使いなれている方はピンときたかもしれません。

"go out"で「外出する」という言い回しです使えますので、これではないかと予測を立てることが可能です。

・日英作文対策として、theかaか、もしくは無冠詞か、などは気になる所です。

motherは可算名詞です。単数の場合はaかtheを基本的に付けます。複数の場合は複数形の語尾-sを付けます。対して、テレビの映像を指す際のTVは不可算名詞ですので、a(n)や複数形の-sは付けませんので、この点も注意しておけるとよりよいかもしれません。

 

 

 

 

今回はこの辺で。いかがでしたか。

 

 

 

分かりづらいところもあるかもしれません。何か不明点などあればコメントいただけると嬉しいです。

 

 

 

 

 

ではまた(=゚ω゚)ノ

 

 

 

 

 

※this time I talked about: Vision Quest New English Grammar 47 by Koko-eigo-kennkyuukai and Shinko-shuppansha, KEIRINKAN, 2022.