タイトルで推測いただいた方もいらっしゃるかとは思いますが、
本日の更新はお休みを致します。
以前と同様の理由ではありますが、ここのところの各所の仕事と、別件の用事、それぞれがタイミング的にあれこれと重なったため、本日も、いろいろと整える日にさせていただきたいと思います。
、、、体調の関係で、今日も休息を挟ませてもらえればと思います。
とはいえ、そろそろ、ここで書いている講師業をしている際のネタもすぐに出てくるものはあまりない状態になってきたので、
少し使役動詞の補足をしようと思います。
最初に、使役動詞という表現そのものについては、明確な定義があるわけではないように推測されますので、動詞の使い方の一つとして考えてもらうのが良いかと思います。
その前提で一つ話題に上げるとしたらやはり、haveでしょうか。
使役動詞に入る前にhaveのイメージを確認したいと思いますが、
不定詞でhaveといえば
I have to paint this canvas. 「私はこのキャンヴァスを塗らなくてはならない。」
のように、義務を示す"have to"ではないでしょうか。
この表現で言えば、"to+不定詞"で義務や必要性を示すことができるので、"have to"は「~する義務を持っている」もしくは「~する必要を持っている」という意味合いの表現です。そのため、和訳ではmustと同様に「~しなくてはならない」としています。
そして、have toのto+不定詞の内容を行うのは基本的に主語ですよね。今回で言えば、「私は、私がこのキャンバスを塗るということをしなくてはならないという義務を持っている。」(*I have that I should paint this canvas.)という意味合いです。
※おそらくhave to doの意味合いで"have that S+should+do"のようには普通は言わないかと思われますので、非文としています。
ところで、wantも途中に人を入れますよね?
I want to paint this canvas. 「私は(私が)このキャンバスを塗ることをしたい。」
I want him to paint this canvas. 「私は彼にこのキャンバスを塗ることをしてもらいたい。」
これと似たように考えると、少しかもしれませんが、使役動詞のhaveがわかりやすいかもしれません。
I have to paint this canvas. 「私は私がこのキャンヴァスを塗る必要性を持っている。」
他の人に塗ってもらうのであればhaveの後ろに人を起きたいですよね。
*I have him to paint this canvas. 「私は彼がこのキャンヴァスを塗る必要性を持っている。」
→元々この用法を昔から使っていて、当時はto+不定詞のtoが無かったのではないかと推測も可能です。実際に現代英語で残っているのはtoを用いない使い方が残っていまして、
→I have him paint this canvas. 「私は彼がこのキャンヴァスを塗る必要性を持っている。」
→「私には、彼がこのキャンバスを塗らなくてはならない、という必要性を持っている。
→必要があると理解しているから、依頼するという内容とも同一として認識されており、「彼に塗ってもらう」というような表現としても使っているのではないかと考えられます。
、、、とこんな感じに考えてみましたが、おそらく、この内容は明確な答えがない部分かもなと、思っていますので、また機会を見て考えてみようかと思います。
個人的な感覚で書いてしまっているところもありますので、ご承知おきください。
改めて次回は、、次回こそは、、、p.34 3-(4)より続きを書こうと考えています。まずは1問取り組むかもう少し増やすか、、、、問題数はまだ検討中です(笑)
明日は基本的に更新できるようにしたいと思います。スケジュール的には、、、まだ微妙なんですが、、、出来る限り更新できればと思います(笑)。
次回も、ご興味ある方はご一読いただけますと幸いです。英語に関する質問も随時募集してますので、もしあれば、コメントにいただけますと幸いです。
また明日以降、可能な限り更新していければと思います。
引き続き、細かい内容がありそうですので、更新が飛び飛びになるかもしれませんが、出来る限りかいてみようと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
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よく使う用語
・節---主語+動詞の組み合わせを含むまとまり
・句---複数の語で作るまとまりで、主に一つの品詞のように扱うパターンに用います
・非文(" * "で示します)---文法や語用論などからみて誤りと判断される未完成な表現
・不定詞---動詞の原形