今回も「ブレイクスルー 改訂二版 新装版 英文法36章 ワークブック」(K. Yoshinami 他、美誠社、2015年)というものがあるのですが、その中から気になったものを書き出してみようと思います。
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また、今回もあえては載せていないのですが、これまでの記事に現在完了の内容を何度か書いていますので、気になる方は以前の記事をご参考にしてみてもらえると色んな記事を読めるかなと思います。(読むか読まないかはお任せします。ご自身の都合や調子などを優先してくださいね。)
ちなみに、今回はちょっと短いかも?です。ここの所、自分の意見かきすぎかな?と思ったので、少し、「解くのに必要なところ」に絞ってみるのを、、、気持ち程度に意識してみようかなと思います。、、、変わらなかったらすみません(笑)←
では問題を見ていきましょう。今回は3問を同時に行ってみますね。
p.18 1-(7)(8)(9)
・いずれもwhenが付いています。when節(whenに続く主語+動詞のまとまり)の時制が把握できていれば、もう一方の時制も絞れます。
・この3問も英文全体を正確に読むことが出来て、意味を理解できていれば、解きやすいのではないかと思います。
さて、今回3問同時にしたのは理由があります。実は考え方が3問とも一緒なんです。というよりは、これまでの内容を把握できていたら多分解きやすかったのではないかなと思います。改めて注意するところとして、このまままとめを1つ作ってみますね、、、
まとめ1
・whenの中にある各問題の動詞はそれぞれ過去形です。called, met, arrived, それぞれ原形と過去形を組み合わせて覚えておけると読むとき楽なタイミングがあるかもしれません。
・when節が過去形であるなら「~だったその時には」という意味です。解答する各動詞は現在とは離れた過去の内容ですので、過去形か過去完了形と推測されます。
・alreadyはやはり完了表現の完了用法と相性がよく、組み合わせとしては自然です。
・for ten yearsが付いていますがこういった期間は完了表現の継続用法と相性が良いです。(8)については「~しない状態が続いていた」という意味合いで推測すると理解しやすいかもしれません。選択肢には無いですが、過去完了で進行形にすると、~し続ける状態のまま、ではなかったという意味で部分否定の様な表現になる可能性があります。そのため進行形よりも通常の完了表現が自然ではないかと考えることもできます。
2.語彙や表現
・callの色々な意味
皆さんは、call、英単語としては得意ですか。ちなみに僕は苦手です(笑)←
特に第5文型の「…を~と呼ぶ」というのが印象強くて、あとは「電話」くらいなのかなと最初は思っていたのですが、思っていた以上に使える幅の広い単語ですよね。それだけ普段使いができるにもかかわらず、規則動詞というのもまた面白い単語だなと思います。(不規則動詞と呼ばれるものほど普段使いする単語なので、と言う意味で、、、ただ、ここの部分はまた機会があったら書きますね。)
第5文型の使い方だけでも「…を~と考える[みなす]」というのもあるので、これまで読んだ時にスムーズに理解できていなかったのはこれか、と、この記事更新しながら調べて知りました(笑)←
基本的な概念としては「大声で呼ぶ」と言うことみたいですね。ということは、電話の用法はあとからできたのか、、、ふむふむ(調べながら書いてます(笑)←)
call単体だと、「呼ぶ」「みなす」「電話する」「招集する」「訪問する」などといった意味で用いるようですね。ただ、自動詞としてさらに広がりを持っていて、熟語としてよく使う表現の中にcall at, call for, などもあり、callの名詞用法を見るとそもそもその意味があると分かりますが、「需要」などの意味があります。ここまで見てみると、cryに近いイメージなのかもな、という気もしてきますね。何かの感情を持って大きな声(物理的もしくは精神的な声)で呼びかける、みたいな。そう考えるとそれぞれ共通点みたいなところが、個人的にはちょっと見えてきたように思います。
ともあれ、今回の和訳としてはcallで「電話をする」という意味合いで問題(8)を作っているようですので、<電話をする=call>の組み合わせは覚えておくと作文もしやすいかもしれません。
・発音が分からないとよく質問される単語としては、
>>out, ambulance, die, met, arrived, called,
あたりかなと思います。発音と綴りの練習を合わせてしておくと良いかもしれません。やはり発音できないとスムーズに書けないことが多くありますので、少しずつ慣れていきたいですね。ちなみに、dieとdyeは発音が一緒ですので、リスニングの際は文脈をよく判断しましょう。
まとめ2
・今回のcallは「電話をする」と言う意味で扱っているようです。ただ「呼びかける」という意味で考えたとしても間違いではありません。外から大声で呼ぶときもcallを使うようです。ただ、解答の和訳から英文に直せるようにはしておけると試験等の対策にはしやすいかもしれません。
・out, ambulance, die, met, arrived, called、と言った単語の"意味、発音、綴り"は合わせて覚えるようにしていけるとリーディングの時などもスムーズに読めることが増えるかもしれません。
今回はこの辺で。いかがでしたか。
分かりづらいところもあるかもしれません。何か不明点などあればコメントいただけると嬉しいです。
ではまた(=゚ω゚)ノ
※this time I talked about: Breakthrough Upgraded English Grammar in 36 lessons Workbook by K. Yoshinami and others, BISEISHA, 2015.