タイトルで推測いただいた方もいらっしゃるかとは思いますが、
本日の更新はお休みを致します。
ここのところの各所の仕事と、別件の用事、それぞれがタイミング的にあれこれと重なったため、今後のためにも今日はいろいろと整える日にさせていただきたいと思います。
ちょっとだけ、これまでの内容と、今後また書こうと思っている内容を小出しにしようかと思っているのですが、
「助動詞」と呼ばれる内容に入ってしばらく経ちましたが、法動詞[助動詞]はみなさん、慣れてきましたでしょうか。
今週の月曜日から取り上げた内容を一覧にしてみますと
2023年7月31日
wouldとshouldはどう区別するのか? - natmeの英語ブログ
2023年8月1日
I shouldとするとどんな意味? - natmeの英語ブログ
2023年8月2日
2023年8月3日
意志を示すwillを過去にすると? - natmeの英語ブログ
2023年8月4日
wouldとshouldを区別する問題が続きましたが、可能性をあれこれと考えてみると、法動詞それぞれがかなり幅広く使われる内容があることを感じられたのではないでしょうか。
そういえば、had betterを書く際に書くのをすっかり忘れていましたが、なぜ"had"なのか、ご存知でしょうか。これから行うことをしない様に伝えるためにこの表現を用いますが、これからのことであれば"直説法現在形のhave[has]"を用いるはずですよね。
ここまででピンときた方もいらっしゃるかもしれませんが、仮定法がどうも関係しているようです。改めて調べてみたのですが、なぜ"had"を用いているのか、ということに関しては明確な答えが出ていないそうです。ただ、説としては、had betterと同じ意味でwould betterを用いると前回の記事で書きましたが、その省略表現である" 'd better "を" had better "だと誤って解釈して使い始めたのではないかとも言われているそうです。
※こちらを参考にしました:なぜ「~したほうがよい」は「had better」なのか | 国内で海外留学体験?合宿制英会話学校 ランゲッジ・ヴィレッジ
とはいえ、本来はそうだったとして、完了表現でも「過去分詞を持つ」という表現で作れてしまうhaveですので、持つ対象が過去分詞だけでなく動詞の原形も可能だったとしても不思議ではないかなという気もします。
have A doで「Aに~してもらう」という表現が出来ますが、これを*have doとしたところで「主語が自身ですべき~することがある」というような意味合いでも取れそうです。had better doで「主語がするほうが良い~するべきことがある」という解釈でも、そこまで難色を示すものではないかもしれません。
ちなみになぜ仮定法かという所ですが、betterがあるとおり、「今のままそうするよりも、こうする方が良い」というように、基本的には相手がしようとしていないのではないかと考えていることなので、現在行われようとしていないこととして仮定法を用いている、というように僕は考えています。
とはいえ、研究でも明かされていない語源の部分ですので、あくまで参考程度にしてもらえればと思います。
次回以降扱う予定の内容は、まさにhad betterがそう思われることも多いかと思いますが、最初は「なぜ?」と思われるような表現がいくつかありそうです。
細かい内容もありそうですので、更新がもしかすると飛び飛びになるかもしれませんが、出来る限りかいてみようと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。